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試験が停止⁉︎長時間の試験を安定的に行うためには‼︎

導入事例
2021.06.18

この記事はトラブルの内容を分かりやすくご紹介するために、情報を簡略化して掲載しています。

発電所向け設備製造メーカ

設備メーカF社は発電所向けの設備を製造しています。発電所での不具合は大規模停電にもつながりかねないため、F社製品には高い品質が求められています。

そのためF社は、製品出荷前に長期間の連続試験を行い、初期故障の発見や不良品の出荷防止に努めています。試験中に何らかの異常が発生した場合には、必ず試験を停止して問題の分析・対策を行います。

近年F社では、試験に使用する装置が試験中に不具合を起こすという問題が発生していました。仮に製品そのものには異常がなかったとしても、試験データの信頼性を担保出来ないため、試験を中断して最初からやり直さなければなりません。多いときには月に数回不具合が発生し、当初設定した期間内に試験が完了せず、工程全体のスケジュールに影響を与えてしまい、納期遅延をしばしば起こしていました。

F社は、この問題を解決するために試験装置が不具合を起こす原因を特定しようとしますが、自分たちの力だけでは解決に至りませんでした。

トラブルの原因は電源ノイズにあった

工場内では様々な工作機械が稼働しており、ノイズ発生源となりうる設備が散見されたため、当社の担当者はトラブルが発生しやすい環境だと感じました。そこで、試験に使用する装置の電源ラインの電圧波形を測定したところ、予想通り複数の種類のノイズが確認されました。特に、工場の設備を始動させたときに発生する電圧変動や、高周波ノイズが試験装置に大きな影響を与えていることが分かりました。また試験担当者の「雷が鳴ると不具合がよく起きる」という証言から、落雷による雷サージの影響を受けている可能性も浮上しました。

試験装置の不具合を防止するにはこれらの電源トラブルを同時に対策する必要があります。しかし、各電源トラブルの発生原因はそれぞれ異なり、個別に対応しようとすると多くの手間と費用が必要になってしまいます。

そこで、高周波ノイズや電圧変動、雷サージという複数の電源トラブルを総合的に対策する《ノイズカットAVR™️》を試験装置の電源ラインに導入しました。これにより、工場内で発生する様々なトラブル要因が試験装置に影響を与えるのを確実に防止し、安定して試験が行えるようになりました。


同様のトラブルでお困りの方は、当社までお気軽にご相談ください。

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