最新の雷サージ防止技術の登場
電子機器の微細化が進むことにより、落雷による被害が増えています。財団法人全国自治協会『落雷被害の傾向と対策』(平成23年)によると、落雷による損害の件数、金額ともに増大しています。IT化が進んだ現代社会では、オフィスから工場まであらゆるところが落雷の危機にさらされています。一度でも落雷の被害を受けると、膨大な損失が発生することが予想されます。そのため、被害を防ぐために、雷サージ防止技術が注目を集めています。このページでは、最新の雷サージ防止技術である《ノイズカットトランス™️》NCT-P型を紹介します。
NCT-P型ってなに?
NCT-P型とは、ノイズ遮断技術を応用することで開発された最新の耐雷トランスです。ノイズと雷サージは、一見まったく関係ないもののようにも思います。しかし、ノイズと雷サージはどちらも電気的な作用であり、ノイズ遮断技術を応用することで、より確実に雷サージを防止することが可能となります。
雷サージが機器へ流れない、完璧なアイソレーション技術
雷による被害とは、雷サージが機器に侵入することにより発生します。つまり、雷サージが機器に侵入できなくなれば雷による被害は発生しなくなるのです。ノイズの侵入を確実に防ぐノイズ遮断技術は、雷サージの侵入も防ぎます。
低価格、小型化、短納期を実現する独自構造
雷サージは非常に高い電圧であるため、それを防ぐためには高い絶縁性能が求められます。従来のトランスは、多くの絶縁物で電線を覆うことにより絶縁性能を高めようとしました。しかし、この方法ではトランスの高価格化、大型化、納期の長期化は避けられません。
一方で、NCT-P型は特許を取得した独自の構造により、最小限の絶縁物で高い絶縁性能を実現しています。これにより、低価格、小型化、短納期を実現し、お客様のご要望に最大限お応えできます。
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多彩な特注対応
お客様が機器を使用される環境は非常に多彩であり、それぞれの環境にマッチした雷サージ防止技術が求められています。NCT-P型は様々な特注対応が可能であり、お客様の使用環境とのマッチングを追求します。